いつも御利用ありがとうございます。
今日は日常業務であった珍ネタのご紹介を。
エンジンの換装作業中の出来事なんですが、新しく載せ替えするのは低走行の中古エンジン。
低走行の実働品とは言え、可能な限り内部の点検とバルブタイミングのチェックをしていくのですが、オイルパンをめくったところで
オイルを吸う部分。
ここです。この丸い物体は、、
ヘッドボルトのワッシャーです(*_*)
ヘッドボルトはシリンダーヘッドをブロックと固定しているこちらのボルトです。
一応全数付いていました。
このワッシャー、シリンダーヘッドを外した際など落としてしまうこともあるので(僕も昔落としました)
過去に作業した際の物かなー
なんて思ったのですが、全数ワッシャーが付いているのとヘッドも外した形跡が無いので
新品エンジン組付けた時の物と断定(*_*;
掃除機の先端にゴミが詰まった時の同じ現象で吸引力が上がったのでしょう。密着していたわけでは無いので特段他には弊害は出ていなかったので安心。
この詰まっていた部分ってオイルストレーナーと言うのですが、簡単なフィルターが付いています。
この部分の状態ってエンジンのコンディションを簡単に見るのに良かったりするのでオイルパンを脱着したタイミングでは要チェックです☆
昔フェラーリのダッシュボードを外した時なんかボルトが付いていない箇所が沢山あったりしたので、
今回みたいなことはご愛嬌みたいな感じでしょうか。
何よりトラブルが出ないレベルで良かったです。