アライメント測定。

いつもご利用をありがとうございます。

この度アライメント測定器(レースゲージ)を導入致しました(*’ω’*)

アライメント調整と言えば僕は凄く好きな作業の一つなんですが、その測定においては“ハブスタンド”を介して測定するタイプがずっと欲しいと思っていました。

ただ市販のものでなかなか思うような物が無くて導入を悩んでいました。

ハブスタンドとなると2種類のPCDに絞る必要があるので専用設計して頂くことになるのですが、このスタンドと周辺器具が一式揃っている物って市販品では皆無に近いのです。今はどうか分かりませんが

そんな時、ふとネットサーフィンをしていると、にゃんと!あるではありませんか!!

株式会社インパルスさんの“レースゲージ”と言う測定器なのですが、BMW専用、更にスタンドの高さも指定できるという事で作成して頂きました。

欲張ってアルマイト塗装にロゴまで入れてもらいました。アルマイトがハゲると嫌なので躊躇しましたが使わないと何のために買ったのか分からいので使います。

専用の定盤を使って平面だし。ホイールハブに固定する為、全てのアーム類にアクセスが容易に出来る為、精度も出せます。

細かい所も凝った作りでワクワクしちゃいます。

夜な夜な測定。

新車のZ4も。

5シリーズも。これはお昼ですね。

E36も。こちらもお昼です。

チェックも兼ねてサーキットへ。

 

 

まだまだ導入初期ではありますが、モデルごとによる違いや特性は日々アップデートしていけたらと思っています。

設備機器ってどの世界もそうだと思うのですが、実際に突き詰めて使っておられる方が作った製品は、使い手の事をしっかり考えてくれている。かゆいところに手が届く。そんな物が多いように思います。

自社で製品を作って、製品化して、トップチューナーの方やワークスの方々に認めらるまで突き詰めて、、、この探究心には脱帽です。

僕がこのタイプの測定機に拘ったのは、組付け精度をしっかり出したいからです。

BMWと言えど、市販車である以上ある程度バラツキがあるケースがあります。新車時からなのか、何かのメンテナンス、部品交換からなのか、不明なケースもありますが。。

せっかく乗るならば、乗って楽しいBMWであって欲しいので、この部分は僕も突き詰めていきたいなと思うのです。

なんでもそうですが、測定無しにいい物って出来ないと日々感じています。

万が一エラーが出た時に、そのエラーが出た事よりも、出た原因を探れるか探れないか。

この差が大きいですよね。

僕は後者でありたいと思ってますので、まだまだ未熟者ではありますが日々勉強していきたいと思っています。

こちらのS63TUエンジンは緻密な組付けでハイレスポンス、高耐久なエンジンに仕上げる予定です!

これもまだまだ通過点ではありますが、もっともっと良いサービスをご提案できるように努力します!

BMWのV8エンジンは後世に残していきたいので、本格的にやっていきます。

なんだかんだで清掃と測定に9割以上の時間が掛かっている気がします。組み始めると早いのに、、

空いた時間にじっくりやるので、かなりペース悪いです。

もう時間が時間なのでこの辺りにしておきます。

お休みなさいませ(..)