初めまして!ミズノテクニカルサービスのタイヤ担当西出です!
さっそくですが、本日はタイトルにもある通り、タイヤの空気圧についてお話したいと思います(^^)
タイヤの空気って自然に減っていくのはご存じでしょうか。
タイヤの空気は毎日乗っている人でも、1週間に一度しか乗らない人でも
1ヵ月に約10~20kPaの空気圧が低下するとされています。
そのため1ヵ月に一度の空気圧点検が推奨されています。
ぜひ一度確認してみてください。
やり方がわからなければ、当店にご来店頂ければチェックさせて頂きます。
また、車種やタイヤのサイズに応じて適正な空気圧が定められています。
BMWは運転席ドアを開けていただき、後席との間の柱の部分にステッカーが貼られています。
そのステッカーに指定空気圧が記載されていますので、参考にしてみてください。
では、なぜ空気圧がそんなに大事なのか。
空気圧が低下すると以下のような影響がでます。
①燃費が悪くなる!
タイヤが転がるときの抵抗が大きくなりエネルギーロスが発生し、燃費の悪化に繋がります。
②偏摩耗しやすくなる!
空気圧が不足している状態で走行すると、タイヤがたわみ地面と接地する両端の部分が偏摩耗します。
また、空気圧が異常に多い状態で走行すると、タイヤがパンパンな状態になっているので、地面と接地する真ん中の部分が偏摩耗します。
③走行性能が低下する!
タイヤのたわみが増えるので、運転のしっかり感が損なわれます。(特にコーナリング時に)
またどんなに高性能なタイヤでも本来の性能を維持できずに安全に影響がでます。
このたわみが酷くなり、タイヤが波打った状態になる事をスタンディングウェーブ現象と言います。
この状態で走行を続けるとタイヤの内部構造が破壊されバーストに繋がります。
ちなみにJAFの調査によると、一般道路での出動件数の第2位にタイヤのパンクやバーストがはいっており、
高速道路においては第1位がタイヤのパンクやバーストがランクインしております。
このようなことにならないためにも空気圧の点検が大事だといえますね(^^)
最後にもう一度ミズノテクニカルサービスからのお願いとしまして、1ヵ月に一度の空気圧の点検をお願い致します。
そして、BMWライフを楽しみましょう!