F36 420iにお乗りのお客様より冷却水レベル異常の警告灯点灯後、オーバーヒートの警告灯が点灯するとの事で、レッカーにてご入庫頂きました。
走行距離は約55000キロ。
B48エンジン。
このパイプよく割れますね。。
一見傷み具合が分かりくいのが、憎いです。
この部分がよく折れますので、要定期チェックです。
追加でエンジンオイルの交換もご依頼いただき、作業完了となりました。
Bエンジンでは水廻り(ヒートマネージメント)が更に複雑になりました。
モデルにもよりますが、ブロックとシリンダーヘッドを直接冷却水が行き来していなかったり、エキゾーストマニホールドが水冷式になっていたり、BMWは合理的で面白いことを考えて、それをいち早く導入くれます。
その反面、気を付けないといけない点もあります。
冷却水漏れに気付かず放っておくと、思わぬところが故障して大きな出費に繋がることも。
その出費が大きく、お乗り換えをされたケースも聞きます。
防げるものは、予め防ぎたいと思うのです。
予防修理って、一見大雑把な表現だなと思いますが、万が一起こった際にどうなるのかを考えると、その予防修理の必要性も見えてきます。
定期的な意味のある点検で、快適なBMWライフを送って頂けると本望ですので、こう言った部分を見つけるのも僕らの仕事ですので、日々勉強していきます。
この度もご依頼をありがとうございました！
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