F90 M5 点検/コールドスタートキャンセル

F90 M5にお乗りのお客様より、各部の点検と併せてコールドスタートのキャンセルをご依頼いただきました。

コールドスタートキャンセルは早朝にご自宅を出られることが多いとの事でご依頼を頂きました。

各部の点検では一通り点検をさせて頂き

・サブタンクの交換(漏れの為)

・オイルレベルセンサーGKの交換(滲み)

・エアコンキャンペーン(エアコンガスリフレッシュ、エバポレーター洗浄、エアコンフィルター交換)

・インジェクターの洗浄

・テクニカル洗車

をご依頼いただきました。

走行距離は約31000キロ。

S63B44T4。one of my favorite enjine is s63。

N63,S63エンジンが世に出た時、世界で初めてバンク間ターボを市販車に採用。パフォーマンスの恩恵はあるものの、ターボチャージャ付近の補器類のメンテナンスは必須です。

オイルレベルセンサーガスケットからのオイル滲み。オイル交換時期目前という事もあり、このタイミングで処置致します。

サブタンクの交換から。

新旧サブタンク。N63、S63共に傷んでいるお車多いので、要チェックです。

隙間が広がって漏れてしまっています。

傷みやすいホースも予防交換。

オイル滲みはガスケットのみで対応。

インジェクターの洗浄はLIQUIMOLY GearTronicⅡにて。

S63B44T4はインジェクションシステムが大幅に変更になっています。噴射量自動補正搭載ですが、定期的な洗浄がより効果的です。

エンジンオイルの注入。

エアコンキャンペーンは8月末まで(*’ω’*)

まずはエバポレーターの洗浄から。

エアコンフィルターの交換。

エアコンガスのリフレッシュとオイルの注入。システムの耐久性を向上させます。

最後にコールドスタートキャンセルの実施。

無事に完了。これでご近所の目を気にすることなくお乗り頂けます(*’ω’*)

コールドスタートキャンセルは初めての試みでした。

北九州のポールポジション様にご協力を頂きました。いつも親切丁寧で感謝致します。

お客様のお車に施工する前に、当社のF10 M5でテスト的に施工致しました。

何点かコツがあるのですが、見事に?DME2が飛んでしまって不動車に(*_*;

並行して夜な夜なN63エンジンのヘッドオーバーホールの組付けも急ピッチで行っていたところだったので、かなり焦りましたが、無事に復帰。いやーお客様の車じゃなくてよかったです。

ソフトウェアの社長様にも解析して頂いて失敗した原因も明確になりましたので、これからは大丈夫そう?です。

気になる方いらっしゃいましたら、お気軽にお申し付け下さいませ。

この度もご依頼をありがとうございました!


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